「あっ、以前に見た夢の続き!」
と、夢の中で思ったことがあります。
たくさんの人がいて、学園みたいなところ、ひな壇の教室があり、そんな空間を忙しそうに移動している自分が、感じているのに見えない先輩を探している。
「続きの夢」はそんなでした。
そして、「以前見たはずの夢」は、目覚めた後思い出せません。どうやら夢専用の、記憶領域があるようです。

前日のは不思議な夢でした。
やはり人が多く、学園のようなところで、えっ入学式?! っと思う間もなく、入口で半場強制的に割り振られ連れて行かれたのは、自分が入らなければならないらしい同好会、その看板は「物」でした。物?
そこには、「えーっ、ここなのっ?」っとあまり喜んでいない顔が数名、分厚い書籍を胸に抱えて嘆いています、皆さん見覚えのない面々です。
「物?」はさておき私は、これから何かしらを共有するに違いない同胞がいて、学園生活のような時間が始まる事への喜びを、夢の中で噛み締めていました。
次の瞬間、私は少し高揚した気分で園内を移動します。夢ですからカメラがターンするように視界が変わります。どうやらイベントの真っ最中らしい。人垣に埋もれた主催者が突然目の前に現れます、いきなりですが、主催者だとはっきりわかります、夢ですから。
TVや映画でよくお目にかかる名わき役のあの人ではありませんか!。でも名前は知りません、思い出せないのではなく本当に名前は知らないのです。特別な印象を受けた記憶もありません、なのに何故主役でご登場?
目覚めてからもその理由が分かりませんでした。こんな時、大概はここ数日の記憶をたどれば「ははーんっ!」と思い当たる節が見つかるのですが。今回は皆目見当が付きません。
夢の中のイベントではイチローが大々的に放映されていました。トレンチコートを着た郷ひろみさんが、教室の机に座って、そのイベント用に作られたパンフレットをめくりながら感心していました。
「そうだっ、パンフレットに主催者の名前が載っているに違いない!」と、私はタテ型封筒サイズのそれをめくり始めるのです。「あーっ夢から覚めそうだっ、早くしなければ」と焦ってページをめくるのですが、とうとう目的を果たせないまま目が覚めてしまいました。

その人の顔はすぐに浮かびます。検索すれば簡単に見つかるでしょう。
・・・でも探さないことにしました。

野呂博志
SE, Designer, 3D, Web, DTP